煮干しラーメンが好きで、ラーメン作りに勤しむオロポンです!
最近、自宅で煮干しラーメンを作っていると、出汁を取った後の煮干しをどうするか悩みます。
セメント系を作るならそのまま使うので悩みませんが、淡麗系を作る場合は、そのまま捨てるのはもったいない。
そこで、せっかくなら和え玉用の煮干しペーストとして使えないか〜、とか考えていました(u_u)
自分が作りたいのは、醤油や油と混ぜたときに煮干しの濃さがしっかり出るペーストで、ガツンとした煮干し感!
その為にすり鉢購入を検討しましたが、自分が煮干しラーメンを作る頻度は月1回くらいなので、ペーストの為だけにすり鉢を買うべきかは迷いました。
毎日使う道具ではないので、手持ちの道具で代用できないかと考えた結果…
出汁を取った後の煮干しを、出汁と一緒にミキサーにかけて、漉し器で濾す方法
です!
この方法なら、漉し器に残った煮干しをペーストとして回収できるのではないかと思いました。
ただ、実際に試してみると、出汁をセメント系の煮干しラーメンなら良さそうですが、淡麗煮干し醤油ラーメンには向いていないと感じました。
今回は、煮干しペーストを漉し器で作れるのか、そしてすり鉢の購入を検討し始めた理由について書いていきたいと思います。
出汁を取った後の煮干しを活用したい
煮干しラーメンを作ると、出汁を取った後の煮干しが残ります。
これをそのまま捨てるのは、もったいない!
特に、煮干しラーメンを作るなら、和え玉にも煮干し感を足せたら面白そうです。
私は、ラーメンの後に和え玉を食べることが多いので、出汁を取った後の煮干しをペーストにして、醤油や油と混ぜれば、和え玉用の煮干しダレのように使えるのではないかと考えました。
目指したいのは、淡い煮干し感ではなく、濃い煮干し感!
セメント系っぽい、しっかり煮干しが主張する感じです。
そこで気になったのが道具です。
煮干しをしっかりとペーストにするなら、すり鉢があった方が嬉しい。
ただ、自分の場合、煮干しラーメン作りは月1回くらいで、使用頻度がそこまで高いわけでもない。
検討していたすり鉢は4,000円くらい。
高すぎるわけではないですが、何も考えずに買うほど安いわけでもない。
ということで、まずは今ある道具でどうにかできないかを考えてみました!
最初はミキサーと漉し器で代用できると思った
自分が考えた方法は、かなりシンプルです。
出汁を取った後の煮干しを、出汁と一緒にミキサーにかける。
その後、漉し器で濾す。
漉し器に残った煮干し成分を、煮干しペーストとして回収する。
この流れです。
出汁を取った後の煮干しなら、水分を含んでやわらかくなっているため、煮干しだけでミキサーにかけても刃が回らなかったり、壁面にくっついたりして上手くペースト状にできない印象があります。
しかし、出汁と一緒にミキサーにかければ、刃も回りやすそう。
その後に漉し器で濾せば、スープと煮干しペーストをある程度分けられるのではないか。
最初はそう考えていました。
漉し器はもともと持っていたので、新しく道具を買わずに済むのも大きいです。
「これで煮干しペーストが作れるなら、すり鉢はいらないかもしれない」
そう思っていました…
実際に比べると、スープの見た目がかなり変わった
実際に、煮干し出汁をそのまま使ったラーメンと、煮干しと出汁をミキサーにかけて濾したラーメンを比べてみました。

右:煮干しと出汁をミキサーにかけて濾したラーメン
写真を見ると、違いがかなり分かりやすいです。
左の白い器が、煮干し出汁をそのまま使ったラーメンです。
スープは茶色っぽく、比較的クリアな印象でした。味も淡麗系の煮干し醤油。
一方で、右の紺色の器が、煮干しと出汁をミキサーにかけて濾したラーメンです。
こちらはスープ全体が白濁していて、味も濃厚な煮干しを感じました。
同じ煮干しベースでも、煮干しごとミキサーにかけると、見た目の印象も味も大きく変わることが分かりました。
これは、細かくなった煮干しがスープに溶け込んでいるからだと思います。
大きな煮干しのカスは漉し器でキャッチできます。
でも、ミキサーで細かくなりすぎた煮干しの粒子までは、漉し器で完全にはキャッチしきないため、スープ側に煮干しの成分が入り込み、白濁した濃厚寄りの仕上がりになりました。
セメント系の煮干しラーメンなら問題なさそう
この仕上がりは、セメント系の煮干しラーメンに和え玉を合わせる場合、かなり良さそう。
セメント系の煮干しラーメンは、澄んだスープというよりも、煮干しの存在感を前面に出すラーメンです。
その意味で、煮干しと出汁をミキサーにかけて濾す方法は、セメント系とは相性が良いと感じました!
煮干しの主張を強くしたラーメンの後に和え玉を食べたいなら、この方法でも十分に可能性はあると思います。
淡麗煮干し醤油ラーメンには向いていないと思った
一方で、淡麗煮干し醤油ラーメンに和え玉を合わせたい場合は、この方法はあまり向いてなさそう。
淡麗煮干し醤油ラーメンでは、煮干しの旨味を出しつつも、醤油とのバランスを大事にしたいです。
煮干しと出汁をミキサーにかけると煮干しはかなり細かくなるので、漉し器で濾しても、細かい粒子までは完全に取り除けません。
結果として、スープに煮干しが溶け込み、セメント系の仕上がりになります。
淡麗煮干し醤油ラーメンに和え玉を合わせて作りたい場合は少し方向が違いました。
漉し器は「完全に分離する道具」ではない
今回試してみて感じたのは、漉し器は万能ではないということです。
正直、漉し器の可能性を信じすぎました(°▽°)
漉し器は、出汁を濾したり、スープから煮干しのカスを取り除いたりするには使いやすい道具です。
ただ、ミキサーで細かくした煮干しを、スープと完全に分離できるかというと、それは難しかったです…
細かくなりすぎた煮干しは網目を通り抜けるので、その粒子がスープに入ることで、スープの色や味が変わります。
セメント系なら濃厚な煮干し感に繋がりますが、淡麗系なら濁りや煮干しの主張が強くなり過ぎる。
つまり、漉し器での煮干しペースト抽出は、和え玉と一緒に作りたいラーメンによって変える必要があります!
セメント系ならあり、淡麗系なら少し難しい。
すり鉢を検討し始めた理由
ここで改めて、すり鉢の購入を検討し始めました!
すり鉢が欲しい理由は、単に煮干しを細かくしたいからではなく、スープと煮干しペーストを分けて扱いたいからです。
出汁ごとミキサーにかける方法だと、どうしても細かい煮干しがスープ側に入り込みます。
セメント系ならそれでも良いです。むしろ濃厚感が出て、方向性としては合っています。
でも、淡麗系では気になります。
一方で、すり鉢を使えば、出汁を取った後の煮干しをスープとは別で潰せるので、淡麗煮干し醤油ラーメンにしたいときは、スープには煮干しの粒子が混ざりません!
セメント系に寄せたいときは、ペーストを加えれば良いですし、和え玉に使いたいときは、醤油や油と混ぜればOK!
煮干しの濃さを後から調整しやすくなるのもメリットですね。
そう考えると、月1回のラーメン作りでも、購入を検討する価値は十分にありそうです!
溝ありと溝なし、どちらが良さそうか
すり鉢を買うなら、次に迷うのが溝ありと溝なしです。
一般的なすり鉢といえば、溝があるタイプをイメージしますよね?
溝があることで食材が引っかかり、効率よくすり潰せそう。
乾燥した煮干しを細かくするなら、溝ありの方が向いていそうな気がしますが、自分がやりたいのは、出汁を取った後の水分を含んだ煮干しをペーストにすることです。
そうなると、溝に煮干しペーストが入り込んでしまうのではないか、という不安があります。
せっかく少量の煮干しペーストを作っても、溝に詰まって取り出しにくかったらもったいない…
洗うときも、溝に残った煮干しを落とすのが大変そう…
その点、溝なしのすり鉢なら、ペーストを回収しやすそう、洗いやすさも期待できます。
しかし、すり潰す力だけで見れば、溝ありの方が優れているかもしれません…
ただ、自分の用途では、細かくする力だけでなく、ペーストの回収しやすさや洗いやすさも大事なので、今のところは溝なしのすり鉢が有力かなと考えています。
まとめ
現時点では、煮干しペーストを漉し器で作る方法は、目的によって向き不向きがあると感じています。
セメント系の煮干しラーメンを作るなら、出汁ごとミキサーにかけて漉し器で濾す方法でも問題なさそうです。
細かい煮干しがスープに溶け込んでも、それが濃厚感に繋がります。
一方で、淡麗煮干し醤油ラーメンを作りたい場合は、あまり向いていないと思いました。
ミキサーで細かくなった煮干しは、漉し器でも完全にはキャッチできないので、濁りにつながります。
淡麗煮干し醤油ラーメンとして仕上げたいなら、出汁は出汁、煮干しペーストはペーストとして分けて扱った方が良さそうです。
だからこそ、現在すり鉢の購入を検討しています。
セメント系に寄せたいのか、淡麗系に仕上げたいのか、和え玉用に煮干しペーストを使いたいのか。
作りたいラーメンによって、必要な道具は変わります。
今回の経験で、漉し器だけではなく、すり鉢を使って煮干しの濃さをコントロールするのも面白そうだと感じました。
実際にすり鉢を購入して使ってみたら、その使い勝手もまたまとめてみたいと思います。
皆様の中で、溝ありすり鉢と溝なしすり鉢、どっちの方がオススメ等あればぜひコメント送ってください!
それでは、また!